勝ち点数で差があるインテルとA.C.ミランだがダービーが行われた。
インテルはザネッティが復帰したがカンナヴァーロ、マテラッツィ、ガマーラらセンターバックが怪我や出場停止、中盤もアルメイダ、エムレが怪我、FWもマルティンスが怪我だ。
対するミランもマルディーニが累積警告で出場停止。
インテル 3-5-2
GK:トルド
DF:ヘルヴェグ アダーニ コルドバ
MF:サネッティ(C) ザネッティ スタンコビッチ ファーリノス キリゴンザレス
FW:ビエリ アドリアーノ
控え:フォンタナ パスカーレ ファンデルメイデ カラグーニス オカン クルス レコバ
監督:ザッケローニ
ミラン 4-5-1(4-3-2-1)
GK:ヂーダ
DF:カフー ネスタ コスタクルタ カラーゼ
MF:ガットゥーゾ カカ ピルロ ルイコスタ セードルフ
FW:シェフチェンコ
控え:アッビアーティ パンカーロ シミッチ セルジーニョ ブロッキ インザーギ トマソン
監督:アンチェロッティ
主審:ロゼッティ(トリノ出身)
主審がロゼッティというのがちと引っ掛かっていたがそれは試合が始まって早い時間に姿を現す。
ミランのことはわからないがインテルは3バックで行くならばベストの布陣だろう。ミランは中盤が強いチームなのでインテルも中盤で人数をかけて対抗しようということか。なかなかいいのではないかな。
最近は見てないが他のチームでもミラン相手に結果を残していた試合では中盤、特にピルロへのプレッシャーをきつくしていた印象がある。中盤は質対量といった様相か。
普段だと左サイドはパスカーレなんだが今日はキリのようだ。キリの方が突破力はあるのだろうが、インテルにおいてそういうシーンはほとんど見たことが無い。それよりも最近はパスカーレの方がいいクロスを上げている印象がある。相手が強豪なんで経験を買ったのだろうか。今日はマルディーニがいないことだしマルティンスがいれば面白いと思ったのだが怪我で残念。
試合が始まる。中盤では人数をかけてプレスを効かせる。ザネッティはやはりいい選手だ。ファリノスも私の中で今まではあんまり?、という評価だったが今日はなかなかいい。判断も早い。
ミランは余裕を持って中盤でボールを回すことが出来ない。しかしプレスが効いた中でも繋いでフィニッシュまで持っていくとはさすがだ。
ビエリとアドリアーノだが、相手DFの人数が多くかなり厳しい状況だが今日は集中していて悪くもない。しかし二人だけで崩すのは難しく、攻撃は中盤の選手が上がってきてからになっていた。しかし普段は中盤の絡みが無く、一瞬で攻撃が終わっていた(ロングボール、取られて終わり)のに比べると今日はずいぶんと形になっている。
そしてトルドは素晴らしい。
残念なのはレフリーだ。ロゼッティはボールに行っているタックルだろうが、ボールを持ってドリブルしているアドリアーノがファールになったり、酷すぎる。ちなみにゴールを狙えるようなFKはミランが三つ以上はあったのに対しインテルは皆無。イエローカードをファールでも無いプレーで出すのは参った。ダービーにふさわしくないものはミラン寄りのセルジオ越後、そして同じくミラン寄りの審判だった。
拮抗した試合が続く中、インテルはセットプレーから得点をあげる。
スタンコビッチのコーナーキックが誰も触れず(セードルフが触った?)直接入る。
移籍後初ゴールだ。
一点が入った後もインテルは中盤の集中力が高く、ミランに隙を与えない。カフーは有効なオーバーラップを仕掛けてくるがカラーゼはいるのか?という感じだ。そしてピルロは相変わらず危ない。フリーで余裕を与えると危ないパスを出す。やはり潰さなければならない男だ。そういうフィニッシュまで結びつきそうなミランに対しインテルはいい形は作れなかった。普段よりはいいのだが。
試合が再び動いたのはまたもやスタンコビッチのCK。今度はヂーダが弾き出すもののザネッティがミドル。それがカラーゼに触れて軌道が変わり、ゴール。
偶然性の高いゴールが二点決まったが二点は二点だ。
アドリアーノのポストに当たる惜しいシュートもあった。
しかし拮抗した試合はそのまま前半を終える。
後半に入りミランはルイコスタに替わってトマソンが入る。
最初の決定機はアドリアーノ。どフリーだしヂーダは滑って体勢を崩していたが利き足ではない右足だからかボールは枠をそれて大きく飛んでいった。
次にこぼれ球を拾ったセードルフのシュートをトルドがキャッチ出来ず、詰めてきたトマソンがゴールを決める。これで1-2。まだいける。
しかしショックが冷めないうちにファーリノスがミスパス。カカがするすると抜け上がっていく。トマソンの動きにつられてシュートコースができ、そこを逃さないカカはこれを決めて同点。
あれはどうするべきだったのだろう?アダーニが深く守りすぎなのか、コルドバがトマソンを捨ててもっと早くカカを止めるべきだったのか?
重い沈黙が訪れる。
ボールを持ったときも中盤とFWの間に距離が出来てくる。
そんな状況をみてなのかスタンコビッチに替わってカラグーニスが入る。
カラグーニスはいい選手だろうが、いきなりこんなに大きな舞台で流れを変える役割を与えられても応えられるのだろうか?守備を考えてレコバではなくカラグーニスなのだろうか。
そしてクルスが投入される。交代はビエリ。
ビエリか?クルスはボール扱いと他の選手を使うのが上手い。でも中盤は前半の激しさからかなり運動量が落ちていて一人でもキープ、突破できる選手でなくてはつらいと思うのだが・・・
そしてセードルフのロングシュート。
その後レコバをキリに代えて投入するものの意味はない。
ザッケローニが交代した選手が機能しているのを見たことがない。