天を衝く

炎立つに引き続いて高橋克彦氏の作品。

岩手県北部および青森県東部、秋田県の一部を支配する南部氏。
そのなかには宗主の三戸を本拠とする南部氏、ともに同じ南部一族であるが、九戸を本拠とする九戸氏、八戸を本家とする八戸氏と大きく三つの力に分かれる。
そのなかの九戸氏の九戸政実を主人公とする作品である。

様々な戦いを経て、最終的には豊臣秀吉による天下統一の前に九戸政実が意地を張り、九戸城に立てこもるという筋書き。

政実が率いる九戸党が強いのは分かるが、政実が万能すぎる。
それならばなぜ天下統一をしなかったのか、というと南部氏の分裂を避けるためいろいろしてたら時間切れ、秀吉の天下となるが、政実は気にくわないから喧嘩を売る。

おそらく私は高橋克彦氏とはあわないのだろう。全てが主人公の手のひらの上で物事が動いていく展開がどうも気にくわなくてたまらない。

天を衝く 高橋克彦 全二巻 講談社  25/100点 万能なのに意地を張る。人が死ぬ。主人公の思想に無理があるような気がする

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